看護師を辞めたい。でも辞められない…転職失敗が怖いあなたへ

転職不安

夜勤明け。

やっと帰れた。

でも眠れない。

頭の中で今日の申し送りが流れる。

ナースコールの音が耳に残っている。

「明日また行かなきゃいけない」と思うと、

じわじわと苦しくなる。

辞めたい。

本当に、辞めたい。

でも動けない。

求人サイトを開く。

スクロールする。

閉じる。

また開く。

また閉じる。

登録しようとして、

やっぱりやめたこともある。

転職して失敗したら?

次の職場も同じだったら?

また人間関係でしんどくなったら?

そう思うと、

指が止まってしまう。

この記事は、

そのループの中にいるあなたに向けて書いています。

転職を勧める記事じゃない。

辞めろと言う記事でもない。

ただ、

「辞めたいのに辞められない」のが

自分だけじゃないと、

少し安心してほしくて書いています。

看護師を辞めたいのに辞められないのはあなただけではない

求人を見ても閉じてしまう自分を責めなくていい

「転職したい」と思って求人を開く。

でもなぜか、

そのまま閉じてしまう。

求人を開いたものの、不安になって閉じてしまうことはある。

「自分だけが動けていない」と責めなくて大丈夫。

辞めたい気持ちがあっても、転職への不安が強ければ、すぐに行動できないのは自然なこと。

あなただけが動けていないわけじゃない。

今の職場がつらいのに辞められない理由

人手不足で休憩もまともに取れない。

ナースコールは鳴り続ける。

師長に相談しても何も変わらなかった。

先輩は忙しそうで、本音を言える雰囲気じゃない。

それだけしんどい環境にいるのに、

「辞める」という一歩が踏み出せない。

それは、

転職への不安が

今の苦しさより大きくなっているから。

「つらい現状」と「未知の転職」を

天秤にかけたとき、

つらくても「知っている場所」の方を

選んでしまう。

おかしいことじゃない。

今の職場でこれだけ削られていたら、

知らない環境へ行くのが怖くなるのは自然なことだと思う。

今の職場もつらいけれど、転職すること自体が怖い人は、こちらの記事も参考になります。
看護師の転職が怖い…でも今のまま働き続けるのもつらいあなたへ

 看護師を辞めたいのに辞められない最大の理由は転職失敗への不安

今の職場はつらいのに慣れてしまっている

苦しい。

でも、慣れている。

先輩の地雷もわかってきた。

病棟の流れも把握している。

どこに何があるかも知っている。

その「慣れ」が、

じわじわとブレーキになっている。

新しい環境に飛び込んで、

またゼロから覚え直して、

また人間関係を読みながら動く。

その消耗を想像すると、

今の苦しさの方がまだマシに思えてしまう。

だから求人を見ても、

最後の一歩が踏み出せない。

次がもっと悪かったらどうしようと思ってしまう

「転職したけど、前の方がよかった」

ってなったら。

その恐怖が、

転職への一歩を止めている。

今の病院がつらいのはわかっている。

でも、

もっとひどい職場があることも知っている。

「転職=改善」じゃないかもしれない。

「転職=悪化」になるかもしれない。

そう考えると、

「今のままでいるか」の方が

安全に見えてしまう。

後悔したくない。

失敗したくない。

だから動けない。

苦しいのに、

簡単には決められない。

人間関係を一から作るのが怖い

「またお局みたいな先輩がいたら」

「また馴染めなかったら」

「また孤立したら」

今の人間関係で消耗してきた分だけ、

この不安は深くなる。

やっと「この人はこういう人」とわかってきた関係を、

また最初からやり直すのか。

その消耗が想像できるから、

動けなくなる。

ただ一つだけ言えるのは、

今の人間関係がすでにしんどいなら、

「一から作り直す」ことは、

必ずしもマイナスじゃないということ。

もちろん、新しい職場が必ず合うとは限らない。

ただ、環境が変わることで、今抱えている人間関係の負担が変わる可能性はある。

今の職場の人間関係に疲れ切っている人は、こちらの記事も参考になります。
看護師の人間関係に疲れた…毎日耐えることしかできないあなたへ

実際に環境を変えてラクになった看護師もいる

急性期を離れて気持ちがラクになった人もいる

急性期しか知らないと、

「看護師の仕事ってこういうもの」

と思い込みやすい。

忙しいのが普通。

休憩が取れないのが普通。

夜勤明けにぐったりするのが普通。

急性期を離れ、慢性期やクリニック、訪問看護などへ働く場所を変えることで、業務量や夜勤、休憩の取りやすさなどが変わる可能性もある。

もちろん、急性期以外なら必ず楽になるわけではない。

ただ、今の病棟だけが看護師の働く場所ではない。

急性期を離れたいけれど、「逃げなのでは」と決断できない人は、こちらの記事も参考になります。
急性期を辞めたい…「逃げなのでは」と決断できない看護師さんへ

 夜勤中心ではない働き方もある

夜勤が体に合わない。

生活リズムが崩れる。

夜勤前になると動悸がする。

夜勤による負担を減らすために、クリニックや外来、健診センターなど、日勤中心の働き方を検討することもできる。

夜勤手当がなくなることで収入や勤務条件が変わる場合はあるけど、睡眠や生活リズムへの負担を減らすことを優先した働き方も選べる。

何を優先するかは人によって違う。

ただ、

「夜勤を減らす選択肢がある」ことは

知っておいてもいいと思う。

今の病院しかないと思わなくていい

今の環境がしんどいとき、

視野はどうしても狭くなる。

「ここにいるしかない」

「どこも同じかもしれない」

でもそれは、

今の場所から見えている景色に過ぎない。

今の病棟にいると、

「看護師として働くなら、

こういう環境で耐えるしかない」

と思ってしまうことがある。

でも実際は、

病棟以外にも働く場所はある。

急性期病棟だけが看護師の仕事じゃない。

今すぐ転職を決めなくていい。

ただ、

「他にどんな働き方があるか」を知るだけなら、

今日からでもできる。

今すぐ転職しよう、

と言いたいわけじゃない。

たぶん今のあなたも、

まだ決められないと思う。

求人を見ても閉じる。

また見る。

また閉じる。

そんな状態かもしれない。

でも、

何も知らないまま苦しみ続けるのと、

他の働き方を知った上で悩むのは、

少し違う。

今すぐ辞めなくてもできること

他の働き方を知るだけでもいい

「転職する」と決める必要はない。

求人を見ることは、

転職を決めることじゃない。

どんな職場があるか。

急性期以外にどんな選択肢があるか。

それを知るだけでいい。

知った上で「今の病院でいい」と思ったなら、

それはそれで一つの答えだ。

情報を持っていると、

「ここしかない」という苦しさが

少し薄まることがある。

辞めるか続けるかの二択で考えなくていい

「辞めるか、続けるか」

この二択で考えると、

どちらを選んでも怖い。

でも実際には、

・部署を異動する

・夜勤の回数を減らしてもらう

・非常勤に切り替える

・転職の準備だけ先に始めておく

こういう「どちらでもない選択肢」もある。

今すぐ全てを決めなくていい。

少しずつ、

自分が楽になる方向を探すだけでいい。

転職するかは選択肢を見てから決めても遅くない

焦らなくていい。

転職サイトに登録しても、

転職しなければそれだけのこと。

転職サイトに登録したからといって、

必ず転職しなければいけないわけじゃない。

実際、

求人を見てみて

「やっぱり今の職場でもう少し頑張ろう」

と思う人もいる。

だから、

今のあなたに必要なのは、

急いで決断することじゃない。

「今の病院以外にも世界がある」

ということを知ること。

それだけでいい。

おわりに

辞めたい。

でも辞められない。

そのループの中で、

夜中に検索して、

この記事にたどり着いたのなら。

あなたは弱いんじゃない。

それだけしんどい場所で、

それだけ長く踏ん張ってきた。

転職が怖いのも、

失敗したくないのも、

慎重に考えているだけだ。

ただ、
「今の病院しかない」と思い込んだまま、
自分のつらさを我慢し続ける必要はないと思う。

選択肢は、

ある。

今すぐ転職しなくていい。

今すぐ決めなくていい。

まず、

他の働き方があることだけ

知っておいてほしい。

それだけで、

少し息がしやすくなることがある。

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