今日も夜勤だ。
そう気づいた瞬間から、
食欲が消えた。
お腹は空いているはずなのに、
食べる気がしない。
コンビニで買ったおにぎりを見る。
食べようとする。
なんとなく気持ち悪い。
結局また残した。
「体力のために食べなきゃ」
わかってる。
でも食べられない。
夜勤がない日は普通に食べられる。
休みの日は食欲もある。
なのに夜勤の日だけ、
こうなる。
「自分が弱いだけなのかな」
「ストレスでご飯が食べられないなんて、甘えなのかな」
「みんなはちゃんと食べて出勤してるのに」
そう思いながら、スマホで検索した。
この記事はそんなあなたへ向けて書いています。
食欲を戻す方法を教える記事じゃない。
転職しろと言う記事でもない。
「夜勤前に食べられない自分は、
おかしくない」
まずそれだけ、伝えたい。
看護師の夜勤前に食欲がなくなるのはあなただけではありません
また夜勤だと思った瞬間からご飯が食べられなくなる
夜勤当日だけじゃない。
「次の夜勤まであと2日」とわかった瞬間から、
なんとなく食欲が落ちてくる人もいる。
「また夜勤だ」という一言だけで、
体が先に反応してしまう。
まだ何も起きていない。
病院にも着いていない。
それなのに体は食べることを拒んでいる。
そういう看護師、あなただけじゃない。
お腹は空いているのに食べられない自分を責めてしまう
空腹はある。
でも食べる気がしない。
「食べなきゃ」と自分に言い聞かせる。
口に入れようとする。
なぜか進まない。
そのたびに
「自分がおかしいのかな」
と思う。
でもそれは、
体が夜勤へのプレッシャーに
正直に反応しているだけだ。
弱いんじゃない。
体が正直なだけだ。
夜勤前だけ食欲がなくなるのは体からのサインかもしれません
仕事のことを考えるだけで胃が重くなる
急変への不安がある。
ミスへの恐怖がある。
人手不足でナースコールが鳴り続ける夜勤が待っている。
「また夜勤だ」と思っただけで胸が苦しくなり、不安が頭から離れない人は、こちらの記事も参考になります。
→ 看護師の夜勤前に不安になるのは甘えじゃない…「また夜勤だ」と思うだけで苦しくなるなら限界のサインかもしれません
そう考えただけで、
胃が重くなることがある。
「また夜勤だ」
そう思った瞬間に食欲が消える。
それは、あなたが弱いからではないと思う。
何度も緊張しながら夜勤へ向かってきたから、
体が夜勤の前から身構えているのかもしれない。
お腹は空いているのに食べられない。
食べなきゃと思うのに、口に入らない。
夜勤が近づくと食事が喉を通らず、気持ち悪くなってしまう人は、こちらの記事も参考になります。
→ 看護師の夜勤前に吐き気がする…「また夜勤だ」と思うだけで気持ち悪くなるのは限界のサインかもしれません
その状態を、
「甘え」と片づけなくていい。
体が拒否しているのかもしれないと怖くなる
「夜勤前だけ食べられない」
そう気づくと、怖くなると思う。
休みの日は食べられる。
夜勤のない日は普通にご飯が入る。
なのに、
夜勤の日だけ食欲がなくなる。
それは、
体が夜勤に反応しているのかもしれない。
「まだ働けている」から大丈夫、
と無理に片づけなくていい。
まだ働けているうちに、
自分の状態に気づいていい。
辞めたいのに辞められないから苦しくなる
奨学金や親の期待が頭から離れない
奨学金がある。
一人暮らしで収入が途切れると困る。
親の期待がある。
3年は続けるべきという空気がある。
「辞めたい」という気持ちが出ても、
それより先に現実的な制約が頭に来てしまう。
自分のしんどさを、
「まだ我慢できるレベル」として
後回しにしてしまう。
真面目な人ほど、そうなりやすい。
どこへ行っても同じかもしれないと思ってしまう
「次の職場も夜勤が多かったら」
「また人間関係がしんどかったら」
「今より悪かったら」
今の病院がつらくても、
転職が解決になるとは限らない怖さがある。
その怖さが、
「どうせ変わらない」という気持ちを
作り出している。
おかしくない。
慎重に考えているだけだ。
食欲がない状態を無理に我慢し続けるリスク
食べられない日が増えると体力も削られていく
夜勤前に食べられない。
夜勤中に休憩もろくに取れない。
仮眠もできないまま朝を迎える。
その状態が毎回繰り返される。
食べられないことが続くと、
体力が少しずつ削られていく。
「今回も乗り切れた」が
「今回はもう限界」になる日が、
気づかないうちに近づいてくることがある。
本当に出勤できなくなる前に考えたいこと
今は「何とか出勤できている」状態だ。
でも「食べられない→体力が落ちる→出勤できなくなる」
という流れが、ゆっくりと進んでいることがある。
そうなってから動こうとすると、
回復にも時間がかかる。
「壊れる前に選択肢を知っておくこと」の方が、
ずっと自分を守ることになる。
夜勤の負担が少ない働き方を知るだけでも気持ちは軽くなる
まずは今の職場でできることを整理してみる
本当は、
今の職場で夜勤の負担を減らせたら一番いい。
でも現実には、
師長に言いづらい。
人手不足で相談できる空気じゃない。
「みんなやってる」と言われそうで怖い。
そう感じるのも自然なことだと思う。
相談できるなら、
夜勤回数を減らせないか聞いてみてもいい。
でも、
相談できない自分を責める必要はない。
言えないほど追い詰められているなら、
今の職場だけで解決しようとしなくてもいい。
夜勤が少ない職場という選択肢もある
今すぐ辞めなくてもいい。
ただ、
夜勤前に普通にご飯が食べられる働き方があることは、
知っておいてほしい。
夜勤前におにぎりを残さなくていい。
「食べなきゃ」と自分を責めなくていい。
勤務表を見ても胃が重くならない。
そういう働き方をしている看護師もいる。
夜勤前になるとお腹が痛くなり、何度もトイレへ行ってしまう人は、こちらの記事も参考になります。
→ 看護師の夜勤前にお腹が痛い…何度もトイレへ行くのは限界のサインかもしれません
夜勤が少ない職場で働くことは、逃げではない。
体が壊れる前に、
自分に合う働き方を知っておくことだと思う。
今すぐ辞めなくても求人を見るだけならできる
転職すると決めなくていい。
「夜勤なしで働けるのか」
「夜勤前に普通にご飯が食べられる生活があるのか」
それを確認するだけでいい。
知るだけなら、
誰にも迷惑をかけない。
「選択肢がある」と知るだけで、
「ここにいるしかない」という苦しさが
少し変わることがある。
今すぐ辞めなくていい。でも選択肢は知っておいてください
今すぐ転職を決める必要はありません。
ただ、
夜勤前に食べられない生活が当たり前になっているなら、
一度「夜勤の負担が少ない働き方」を
見てみてもいいと思います。
夜勤なし。
夜勤少なめ。
日勤中心。
急性期以外の職場。
今の病棟にいると、
「看護師なら夜勤があって当然」
と思ってしまうかもしれません。
でも、
夜勤前に普通にご飯が食べられる働き方をしている看護師もいます。
求人を見ることは、応募や退職を決めることではありません。
まずは、
「夜勤前に普通にご飯が食べられる働き方があるのか」
を知ることから始めてみるだけで大丈夫です。
夜勤前に食欲がなくなるほど頑張り続けなくてもいい
食欲がなくなるのは甘えではない
「弱いだけ」
「甘えているだけ」
そう片づける前に、一度だけ立ち止まってほしい。
食べられないまま出勤して、
ナースコールに追われながら夜を越えて、
それでも毎回出勤してきた。
その事実を、
まず自分で認めてあげていい。
体が壊れる前に選択肢を持っておくことは逃げではない
「夜勤なし求人を見る」ことは、
逃げることじゃない。
「他にも道があることを知る」ことだ。
今日は転職を決めなくていい。
ただ、
「夜勤前に普通にご飯が食べられる生活」が
本当に存在するのかどうか、
それだけ知っておいてほしい。
知るだけで、
今日の食欲のなさが
少し楽になるかもしれない。

