夜勤前になると、
動悸がする。
仮眠しなきゃと思うのに、
申し送りやナースコールのことが頭から離れない。
眠ったと思ったら、
コール音の夢で起きる。
朝、
アラームが鳴るたびに、
「あ…今日も仕事か」
って胃が重くなる。
制服に着替えながら、
涙が出た日もある。
でも、
辞めるとは言えない。
3年目だから。
後輩指導も任されて、
「できて当たり前」
みたいな空気があるから。
奨学金もある。
親にも反対されそう。
転職して、
次も同じだったら怖い。
だから限界でも、
「まだ頑張らなきゃ」
って思ってしまう。
夜勤前、
眠らなきゃいけないのに眠れなくて、
暗い部屋でスマホを見ながら
「看護師 3年目 限界」
って打っている人も、
たぶん少なくないと思う。
この記事を読んでいるあなたも、
今、
辞めたい気持ちと、
辞める怖さの間でずっと揺れているかもしれない。
看護師3年目になると「辞めたいのに辞められない」と感じやすい
後輩指導や責任が増えて一気につらくなる
1年目、2年目は、
まだ「新人だから」
で済んでいたことが多かった。
でも3年目になると、
急に空気が変わる。
後輩指導を任される。
新人教育にも入る。
リーダー業務も増える。
自分がまだギリギリなのに、
「できる側」
として見られる。
やっと座れたと思ったらナースコール。
気づいたら、
最後に水飲んだの昼前だった。
夜勤明けの帰り道、
コンビニの前でぼーっと立ち止まる。
「なんのために頑張ってるんだろう」
って思う瞬間が増えてくる。
でも、
周りも普通に働いているから、
自分だけ弱い気がしてしまう。
「3年は続けろ」の空気が苦しい
誰かに直接言われたわけじゃなくても、
病棟にその空気がある。
先輩たちも続けてきた。
同期もまだ残っている。
だから、
「辞めたい」
って言いづらい。
3年未満で辞めた人の話になると、
なんとなく空気が変わる。
その感じが怖くて、
本音を飲み込んでしまう。
職場では言えない。
親にも言いづらい。
だから夜中に一人で、
スマホを見ながら検索している。
「看護師 辞めたい 甘え?」
って。
限界なのに「まだ頑張らなきゃ」と思ってしまう
毎朝泣きながら出勤して、
夜勤前には動悸がする。
そこまで追い込まれているのに、
「まだ頑張れる」
って思い込もうとしてしまう。
真面目な人ほど、
体のサインを無視してしまう。
「みんなもつらいんだから」
「自分だけ甘えるわけにはいかない」
そうやって、
限界を後回しにする。でも、
毎日泣きながら病棟に向かっている時点で、
かなり無理している状態だと思う。
3年目になると「次もダメだったら」と怖くなる
「次の職場も同じだったらどうしよう」が強すぎる
辞めたいと思っても、
すぐ不安が出てくる。
「次も同じだったらどうしよう」
「また人間関係きつかったら無理かも」
一回しんどい経験をすると、
環境を変えること自体が怖くなる。
しかも、
限界状態のときって、
視野がかなり狭くなる。
「どこ行っても同じ」
って思いやすい。でも実際は、
働き方や職場が変わるだけで、
気持ちがかなりラクになる人もいる。
親や周囲の目が気になって辞められない
奨学金を出してもらった親に申し訳ない。
「せっかく看護師になったのに」
って言われそうで怖い。
応援してくれた人の顔が浮かぶ。
だから、
自分のしんどさより、
周りへの罪悪感を優先してしまう。
真面目な人ほど、
ここで動けなくなる。
でも、
自分の体と心を守れるのは、
最終的に自分しかいない。
「今辞めたら後悔するかも」と考え続けてしまう
「あと少し頑張れば変わるかも」
「辞めたら後悔するかも」
そう考え続けて、
気づけば何ヶ月も経っている。
でも、
夜勤前に動悸がして、
出勤前に涙が出る状態が、
自然に良くなることって、
実際かなり少ない。
もちろん、
今すぐ辞めろと言いたいわけじゃない。ただ、
「考え続けるだけ」
でも、
かなり消耗する。
実際、3年目前後で働き方を変える看護師はいる
急性期を離れてラクになった看護師もいる
急性期が合わなくて、
慢性期やクリニック、
訪問看護へ移る看護師もいる。
「病棟を離れるのは逃げ」
と思っていた人が、
実際に環境を変えてみたら、
「休憩がちゃんと取れる」
「ナースコールで常に追われない」
「夜勤前に泣かなくなった」
そう感じることもある。
もちろん、
どこでもラクとは言えない。
でも、
「今より少しラク」
な場所は、
実際ある。
夜勤少なめの働き方を選ぶ人もいる
夜勤が体に合わなくて、
日勤メインの職場へ移る人もいる。
収入は少し下がるかもしれない。
でも、
「ちゃんと眠れるようになった」
「生活リズムが崩れなくなった」
「動悸が減った」
そういう声もある。今の状態のまま、
何年も無理を続けることだけが正解とは限らない。
「今の病院しかない」と思わなくていい
「他にどんな働き方があるのか」
を知るだけでも、
少し気持ちが軽くなる人もいる。
夜勤少なめや、
人間関係を重視して探せる職場もあるから、
「今の病院しかない」
と思い込む前に、
一度見てみるのもありだと思う。
つらい状態が続くと、
視野がかなり狭くなる。
「ここしかない」
って思ってしまう。
でも、
看護師の働き方って、
実際かなり多い。
他の病院の働き方を見て、
「夜勤少なめって本当にあるんだ」
って知るだけでも、
少し気持ちが軽くなる人もいる。
今すぐ転職を決めなくていい。ただ、
「他にどんな働き方があるのか」
を知るだけでも、
今より呼吸しやすくなることはある。
限界になる前に「今後どうしたいか」を整理してみてほしい
辞める・続ける以外にも選択肢はある
看護師って、
「辞めるか、耐えるか」
の二択になりやすい。
でも実際は、
・部署異動
・夜勤回数を減らす
・非常勤
・派遣
・奨学金返済後に転職
みたいに、
間の選択肢もある。
今すぐ答えを出さなくていい。まずは、
「今の自分がどこまで限界なのか」
をちゃんと見てほしい。
まずは“今よりつらくない働き方”を知るだけでもいい
転職って、
決断するまでが怖い。
でも、
求人を見るだけなら、
まだ何も変わらない。
誰にも言わなくていい。
登録したからって、
絶対辞める必要もない。ただ、
今の病院しか知らない状態より、
「他にも働き方あるんだ」
って知れた方が、
少しラクになる人もいる。
転職するかは情報を見てから決めても遅くない
焦って決めなくていい。
「情報を知る」
↓
「考える」
↓
「決める」
この順番でいい。
今必要なのは、
無理に決断することじゃなく、
「今の病院だけがすべてじゃない」
と知ることかもしれない。
おわりに
夜勤前に動悸がして、
泣きながら出勤して、
それでも病棟に向かっている。
その状態で、
ここまで続けてきた時点で、
かなり頑張ってきたと思う。
だからまずは、
「自分が弱いから苦しい」
って思い込まないでほしい。
今すぐ答えを出さなくていい。
でも、
今の環境だけがすべてだとは、
思わなくていい。
他の働き方を知るだけでも、
少し気持ちが軽くなることはある。

