看護師でミスばかり…「また事故を起こすかも」と怖いあなたへ 

辞めたい

「また失敗した」——点滴確認のミスを、何度も思い出してしまうあなたへ

日勤中、点滴の確認で小さなミスを指摘された。

大きな事故にはならなかった。

「気をつけてね」

先輩はそれだけ言って、次の業務に向かった。

なのに、あなたの中では終わらない。

帰りの電車でも、お風呂に入っていても、あの場面が繰り返し再生される。

「また私だけ失敗した」

「このまま続けたら、いつか取り返しのつかない事故を起こすかもしれない」

そう思うと、怖くて仕方がない。

気づけばスマホを開いて、「看護師 ミスばかり」と検索していた。

ミスをしたこと自体より、自分を責め続けることの方が、今は苦しいのではないでしょうか。

その苦しさは、あなたの能力だけが原因とは限りません。

一緒に、整理していきましょう。


看護師でミスばかり…そう感じてしまうあなたへ

点滴確認、投薬時間、記録の記入漏れ。

急性期病棟では、一つひとつの確認作業に神経を使います。

ナースコールが重なる中で、申し送りの途中で処置に呼ばれる。

そんな状況で起きた、ほんの小さな確認漏れ。

先輩からすれば、その場で直せば済む話だったかもしれません。

でもあなたの中では、それが消えずに残ってしまう。

「またやってしまった」

「私はミスばかりだ」

そう感じて、眠れない夜を過ごしたこと、ありませんか。

実はこの感覚を抱えているのは、あなただけではありません。

急性期病棟で3年目という立場は、一人前として見られる時期です。

だからこそ、些細なミスも重く受け止めてしまうのです。

まずは、その苦しさを抱えているのが自分だけじゃないと知ってほしいのです。

ミスをするたびに「向いていない」と思ってしまう

一度のミスが、まるで自分の存在すべてを否定する証拠のように感じてしまう。

「向いていない」

その言葉が、頭の中で繰り返される。

本当は、忙しさや余裕のなさが影響していたかもしれないのに。

疲れているときほど、小さな出来事が大きく見えてしまいます。

一度のミスは、あなたの看護師としての価値を決めるものではありません。

ミスを引きずり、「また失敗するかもしれない」と自信を失っている人は、こちらの記事も参考になります。
看護師で自信がない…「また失敗するかも」と不安なあなたへ

「また事故を起こすかも」と怖くなるのは自然な反応

「次はもっと大きなミスをするかもしれない」

「患者さんに取り返しのつかないことをしてしまうかもしれない」

そう考えると、出勤前に胸が苦しくなる。

その恐怖は、決しておかしなものではありません。

命に関わる仕事だからこそ、慎重になるのは当たり前のことです。

その怖さは、あなたが看護師として真剣に向き合っている証拠でもあります。


ミスばかりだと思い込んでしまう理由を整理してみよう

「また事故を起こしてしまうかもしれない」

そんな恐怖が頭から離れず、「自分はミスばかりだ」と決めつけてしまうことはありませんか。

でも、その不安の原因は本当に能力だけなのでしょうか。

それとも、環境や精神的な負荷が影響しているのでしょうか。

この二つを分けて考えるだけで、見え方が変わってきます。 

責任感が強い人ほど自分を責めやすい

点滴確認で小さなミスを指摘された場面が、帰宅後も何度も頭に浮かんでしまう。

「あのとき、もっと確認していれば」

そんな思いが消えず、自分を責め続けてしまう人は少なくありません。

「患者さんの命を預かっている」

その意識が強いほど、小さなミスも見過ごせなくなります。

責任感があるからこそ、失敗を大きく受け止めてしまう。

本来、その真面目さは看護師として大切な資質です。

でも今は、その真剣さが自分を追い詰める方向に働いてしまっている。

ミスばかりだと感じるのは、いい加減だからではありません。

むしろ、誠実に向き合ってきたからこそなのです。 

環境によってミスが増えてしまうこともある

人手不足で、一人あたりの業務量が多い。

休憩もまともに取れないまま、次の対応に追われる。

ナースコールが重なり、確認作業を急がなければならない場面もあります。

そんな環境では、普段よりミスが起こりやすくなることがあります。

それは、あなたの注意力の問題ではなく、環境がそうさせている可能性があるのです。

「こんなにミスをするなら、看護師に向いていないのかもしれない」と思い込んでしまっている人は、こちらの記事も参考になります。
看護師に向いてない…そう思ってしまうあなたへ|自分を責める前に知ってほしいこと


辞められないからこそ苦しさが大きくなってしまう

「辞めたい」

そう思っても、その言葉を口にできない。

辞められない理由が、いくつも頭に浮かんでくるからです。

その板挟みの状態が、苦しさをさらに大きくしています。

「3年は続けるべき」が自分を追い詰めていないか

「石の上にも三年」

「3年は続けないと、次の職場でも通用しない」

そんな思い込みが、あなたを縛っていないでしょうか。

人手不足の職場では、辞めることへの罪悪感も重くのしかかります。

でも、その思い込みは、本当に今のあなたに必要なものでしょうか。

苦しさを我慢し続けることが、正しいとは限りません。

転職しても同じかもしれないという不安

「環境を変えても、また同じようにミスをするかもしれない」

「看護師以外で働ける自信もない」

そう考えると、動く気力すら失ってしまう。

「辞めてもまた同じことを繰り返すかもしれない」と不安で動けなくなっている人は、こちらの記事も参考になります。
看護師を辞めた後が不安…「辞めたいのに動けない」あなたへ

でも、その不安は、今の職場での経験だけを基準にしていないでしょうか。

病棟が変われば、忙しさも指導のスタイルも、大きく変わることがあります。

今感じている恐怖が、この先もずっと続くとは限りません。


このまま自分を責め続けると何が起こるのか

「自分はダメだ」

そう考え続けると、何が起きるのでしょうか。

答えは、悪循環がさらに深まっていくということです。

不安が集中力を奪い、さらにミスが怖くなる

「またミスをするかもしれない」

その不安が強くなるほど、緊張状態が続きます。

緊張が続くと、本来なら落ち着いて確認できる場面でも、焦りやすくなることがあります。
その不安が、さらにミスへの恐怖を強くしてしまうこともあります。

そんな悪循環に陥っていないでしょうか。

これは、あなたの能力だけの問題ではなく、強い不安や恐怖が影響している可能性があります。

必要なのは「もっと頑張る」ではない

「もっと注意すれば大丈夫」

「もっと頑張れば、いつか自信が持てるはず」

そう思って、これまで以上に自分を追い込んでいませんか。

でも、すでに限界近くまで頑張ってきたのではないでしょうか。

必要なのは、さらなる努力ではなく、今の環境そのものを見直すことかもしれません。

頑張ることだけが、解決策ではありません。


自分を守るために選べる3つの選択肢

「辞めるか、続けるか」

その二択だけで考える必要はありません。

自分を守るための選択肢は、他にもあります。

今すぐ答えを出さなくて大丈夫です。

まずは、どんな選択肢があるのか知ることから始めてみましょう。

今の職場に残る場合

**向いている人**

「信頼できる先輩がいる」「もう少しで職場環境が落ち着きそう」という人。

これまで積み上げてきた経験や、周囲との信頼関係を活かせるのがメリットです。

一方で、今の忙しさや指導体制が変わらなければ、同じ苦しさが続く可能性もあります。 

部署異動・働き方変更をする場合

**向いている人**

「今の病院自体は嫌いじゃないけれど、今の部署がつらい」という人。

同じ病院内でも、部署が変われば忙しさも人間関係も変わります。

これまでの経験を活かしながら、環境だけをリセットできるのがメリットです。

慣れるまで多少の時間はかかりますが、自分に合う働き方へ近づける可能性があります。 

環境を変える場合

**向いている人**

「部署を変えても苦しさは変わらない」「今の職場そのものが合わない」と感じている人。

部署を変えても解決しない場合、思い切って職場そのものを変える方法もあります。

人手の余裕も、指導のスタイルも、病院によって大きく違います。

新しい環境に慣れるまで不安はありますが、自分に合う環境と出会える可能性があります。

今すぐ転職を決めなくても大丈夫です。

まずは、安心して働ける職場があるのかを見るだけでも、気持ちは変わることがあります。

比べるだけでも、十分な一歩です。

他の職場環境を、見てみませんか。


まとめ

ミスをしたこと自体よりも、自分を責め続けることの方が、あなたを苦しめているのかもしれません。

その原因は、能力だけとは限りません。

責任感の強さ、環境の厳しさ、人手不足。

いくつもの要因が重なって、今の苦しさを作り出しています。

自分を責め続けなくていい理由

一度のミスも、繰り返す不安も、あなたの価値を決めるものではありません。

責任感が強いからこそ、そこまで自分を責めてしまうのです。

ミスばかりだと感じる自分を、これ以上追い詰めなくて大丈夫です。

あなたが安心して働ける場所は一つではない

今の職場だけが、あなたの働ける場所ではありません。

安心して働ける環境は、一つではないはずです。

まずはそのことを知ることから、始めてみませんか。

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