看護師の夜勤前に下痢になるのは甘えじゃない…「また夜勤だ」と思うだけでトイレから出られないなら限界のサインかもしれません

夜勤つらい

夜勤当日の夕方。

出勤準備を始めようとした頃から、お腹が痛くなる。

トイレへ行く。

少し落ち着く。

でも、また痛くなる。

気づけば、何度もトイレを往復している。

時計を見る。

もう家を出なければいけない時間。

なのに、トイレから出られない。

「また夜勤か」

そう思った瞬間、さらにお腹が痛くなる。

休みの日は平気なのに。

夜勤の日だけ、こうなる。

「私、おかしいのかな」

そう思いながら、スマホで「看護師 夜勤前 下痢」と検索したのではないでしょうか。

ここで原因を断定することはできません。

ただ、先にひとつだけ伝えたいことがあります。

それは、甘えではありません。

そして、夜勤前に下痢になるのは、あなただけではありません。

看護師の夜勤前に下痢になるのは甘えじゃない

「これくらいでお腹を壊すなんて、自分は弱いのかもしれない」

そう感じている人がいます。

でも、夜勤前になるとお腹を壊す看護師は、決して珍しくありません。

頭では「行かなきゃ」と分かっている。

でも、家を出る時間が近づくほどお腹が痛くなる。

その状態は、気合いだけで片づけられるものではありません。

家を出る時間なのにトイレから出られない

時計の針が、容赦なく進んでいく。

「もう出なきゃ」

頭では分かっている。

でも、お腹の痛みが治まらない。

トイレに座ったまま、焦りだけが大きくなっていく。

遅刻するかもしれない。

夜勤メンバーに迷惑をかけるかもしれない。

そう思うほど、余計にお腹が痛くなる。

これは、わがままで起きていることではありません。

また夜勤だと思った瞬間にお腹が痛くなる

「また夜勤だ」

その言葉が頭に浮かんだ瞬間、お腹の奥がきゅっと締めつけられる。

夜勤メンバーの顔、ナースコールが鳴り続ける夜、人手の少なさ。

それらを想像しただけで、体が先に反応してしまう。

これは、出勤する前から、もう始まっている反応です。

気持ちの問題として片づけられるものではありません。

夜勤前になると吐き気まで出てしまう人は、こちらの記事も参考になります。
看護師の夜勤前に吐き気がする…「また夜勤だ」と思うだけで気持ち悪くなるあなたへ

下痢そのものより「出勤できなくなるかもしれない」が怖い

下痢という症状そのものより、もっと根本的な怖さがあるかもしれません。

それは、「このまま出勤できなくなるかもしれない」という恐怖です。

何度トイレへ行っても安心できない

一度トイレに行けば、少しは落ち着く。

そう思っていたのに、また同じ痛みがやってくる。

二度目も、三度目も、同じことが繰り返される。

「もう大丈夫」と思えるタイミングが、いつまでも来ない。

その繰り返しの中で、不安だけがどんどん大きくなっていきます。

私は弱いだけなのかと自分を責めてしまう

「看護師なのに、これくらいのことでお腹を壊すなんて」

そう自分を責めてしまう人もいます。

でも、本当に知りたいのは、下痢の止め方ではないはずです。

「これは普通のことなのか」

「私はもう限界に近いのか」

その答えが欲しくて、検索しているのではないでしょうか。

弱さではなく、心や体に負担がかかっているサインかもしれません。

辞めたいのに辞められないから体が反応しているのかもしれません

「辞めたい」と思っても、簡単には動けません。

それには、ちゃんとした理由があります。

人手不足だから休めないと言えない

夜勤の人数は、いつもギリギリ。

ここで自分が休むと言えば、誰かにしわ寄せがいく。

申し送りの場面を想像するだけで、言葉が出てこなくなる。

「これくらいで休むなんて」

そう思って、お腹が痛いまま出勤の準備を続けてしまう。

これは、あなたが弱いからではなく、病棟そのものに余裕がないことの表れです。

人手不足を理由に「休みたい」「辞めたい」と言い出せずにいる人は、こちらの記事も参考になります。
看護師は人手不足だから辞められない…迷惑をかけると思って限界まで我慢しているあなたへ

奨学金や転職への不安が動けなくさせている

奨学金の返済免除まで、あと少し。

3年目で辞めたら、甘えだと思われるかもしれない。

転職しても、また同じことになるかもしれない。

そう考えるほど、動けなくなっていく。

辞めたい気持ちを抱えたまま働き続けることが、体への負担をさらに大きくしているのかもしれません。

トイレから出られない状態を我慢し続けると、心身への負担が大きくなることがあります

今は、なんとか出勤できているかもしれません。

ただ、その状態には限りがあります。

出勤前の下痢を我慢し続けないでください

「夜勤前はお腹を壊すもの」

そんなふうに思い込んで、毎回やり過ごしていませんか。

それが当たり前になってしまうと、体が出している小さなサインに気づけなくなっていきます。

ただ、「夜勤の日だけだから大丈夫」と決めつけすぎる必要もありません。

もし症状が長く続いていたり、体重の変化や血が混じるなど他の症状も伴っているなら、一度消化器内科で診てもらい、ストレス以外の原因が隠れていないか確認しておくことも大切です。 

無理に出勤しても心は回復していない

なんとかトイレから出て、なんとか身支度をして、夜勤に向かう。

その日を乗り切れたとしても、それは回復したことを意味しません。

毎回同じだけの苦しさを、毎回ゼロから乗り越えている状態です。

乗り切れたことと、平気になったことは、別のことです。

夜勤が近づくたびに「もう行きたくない」と感じている人は、こちらの記事も参考になります。
看護師の夜勤に行きたくない…眠れないほど怖いのは限界のサインかもしれません

今の職場だけが選択肢ではありません

ここまで読んで、「今すぐ辞めなきゃ」と思う必要はありません。

今日、答えを出さなくても大丈夫です。

ただ、選択肢を整理しておくことはできます。

今の職場に残る場合

今の職場に残るなら、夜勤回数や担当業務について、一度相談してみる方法もあります。

相談できる相手がいれば、負担を軽くできる可能性もあります。

ただ、それが難しい職場であることも、よく分かります。

言えない自分を、責める必要はありません。

部署異動・働き方変更をする場合

院内で部署異動をしたり、夜勤回数の少ない働き方に変更できる制度がある場合もあります。

すべての職場にあるわけではありませんが、確認するだけなら今すぐにでもできます。

今の病院に残りながら、夜勤の負担だけを減らせる可能性もゼロではありません。

環境を変える場合

夜勤が少ない、あるいは夜勤がないクリニックや施設の求人も、実際にあります。

それを知ることは、今の職場を否定することではありません。

「こういう働き方もあるんだ」と知るだけで、視野が少し広がります。

今すぐ転職しなくていいんです。

ただ、夜勤前に何度もトイレへ駆け込むほどつらいなら、夜勤が少ない職場があるのかを知るだけでも意味があります。

本当は転職したいわけじゃない。

ただ、出勤前にトイレから出られない生活を終わらせたいだけ。

夜勤が少ない働き方があるなら、知っておきたい。

それくらいの気持ちで大丈夫です。

求人を見ることは、応募や退職を決めることではありません。

まずは、夜勤なし・夜勤少なめなど、今とは違う働き方があるのかを知ることから始めてみてください。

夜勤前にトイレから出られないほどつらいなら選択肢を持ってください

出勤前にお腹を壊す毎日を当たり前にしなくていい

夜勤のたびにトイレへ駆け込む。

そんな生活を、ここまでひとりで抱えてきたのだと思います。

それは、簡単なことではありません。

体がそこまで反応するほど無理を重ねてきたという事実は、あなたが弱いからではなく、それだけ頑張ってきた証拠です。

夜勤の少ない働き方を知るだけでも気持ちは変わる

夜勤前にお腹が痛くならない生活が、本当にあるのか。

今は想像しにくいかもしれません。

でも、夜勤が少ない、あるいは夜勤がない環境で、落ち着いて出勤できている看護師は、実際にいます。

今日、すべてを決める必要はありません。

ただ、そういう働き方があると知っておくだけで、明日の気持ちが少し変わることもあります。

「辞める」と決めなくていい。

「知っておく」だけで、十分です。

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